今月のコラム

ペットフードには使用目的に合わせた様々な種類があります。

みなさんこんにちは。
ここのところ暑い日が続きますが、ワンちゃんネコちゃんの調子はいかがでしょうか?
この時期は暑さのせいで、いつもより食欲が落ちることがよくあります。なんとか食べさせようとおやつをやったり、味付けしたり…みなさんも経験があると思います。しかし、食べれば何を与えても良いわけではありません。ペットフードには使用目的に合わせた様々な種類があるのをご存知でしょうか?
ペットフードには主食となるもの、間食として与えるもの、そして目的食と言われるものに分類されます。主食とはそれだけで健康維持に必要な栄養が含まれている食事で「総合栄養食」と表記されています。間食とは一般的に「おやつ」「ジャーキー」などがそれにあたり、栄養補給というよりはご褒美として与えるなど限られた量を与えることを意図されている食事です。そして、主食間食以外のものに目的食として、おかず用の一般食(あくまで総合栄養食の補助的な役割)やサプリメント、特別療法食などがあります。
つまり、一般的に健康であれば与える食事は「総合栄養食」と水分だけで十分であり、毎日食事のたびにおやつを与えたり、人間食ばかり与えたりする事は結果的に栄養バランスを崩すことになるので避けたほうがよいのです。
ただ、この時期は全く食べなくなる子もいる為、食欲を刺激する目的でおやつをほんの少し主食に混ぜて与えてみても良いでしょう(おやつメインにならない様に気をつけて)。
獣医師 渡辺

ワールドカップ日本代表

ワールドカップ日本代表・・・残念でしたね。始まるまでは連敗が続き『岡田監督は・・・』など言われていましたね!正直、自分もサッカーは詳しくないのですが日本代表にはあまり期待していませんでした。その分、パラグアイ戦は久し振りに熱くなり応援しました。
ちなみに、スポーツバーでパラグアイ戦を観戦し、自分以上に熱く日本代表を応援したスタッフもいたようです。

口蹄疫(こうていえき)について

みなさん、こんにちは。獣医師の杉山です。
5月は暑くなったり寒くなったりで、体調を壊される方が多かったようですが、お宅のワンちゃん、ネコちゃんは大丈夫でしたか?
6月は意外に思われるかも知れませんが、涼しいからと油断して車内での熱中症が多く発生する時期ですので、くれぐれもご注意ください。
さて、今回は腸閉塞の続編を書こうかと思いましたが、宮崎県で深刻な問題となっている「口蹄疫」について述べることにします。その前に、この病気は犬や猫には発生しませんのでご安心ください。感染して致命的な状況になる動物は、偶蹄類といってヒズメが二つに分かれている動物(牛・豚・山羊・猪など)です。病気の名前のとおり、口やヒズメの周囲に水泡ができて、とても痛がり、食べることも歩くこともできなくなり、死亡率の高い病気です。伝播力が大変強く、ウイルスが風に乗って何十キロも移動したとの報告もあり、畜産業に大きな損失を及ぼすために獣医学的にも最も重大な病気です。当院は富士獣医師会開業部会に所属していますが、富士宮の朝霧高原にて牛や豚の診療に携る先生もおられますので、今後の動向を危惧しています。先日開業部会と当院から一日も早い終息を願いつつ、宮崎県に義援金を送りました。今回の口蹄疫発生は、食肉に関してとても係わりの深い問題ですので、是非関心を持っていただきたいと思います。

「痛み」について

こんにちは。獣医師の石井です。
一雨ごとに春の暖かさが増してきていますね。私の大好きな季節がやってまいりました。
動物病院もフィラリア予防やワクチンなどでにぎわいをみせる時期です。

今回は「痛み」について書いてみます。みなさんは体のどこかが痛い時、「ここが痛い」と言えますよね。しかしワンちゃんネコちゃんは言えません。ではどのようにして伝えるのでしょうか?
主に次のようにして訴えることが多いのです。
・ふるえる
・動かずにじっとしている、呼んでも来ない、散歩を嫌がる
・段差を嫌がる
・びっこをひく
・痛い箇所をなめる
・触ると怒る、キャンキャン鳴く
・背中を丸める
・食欲が落ちる、食べるのをためらう
・目がショボショボする(目が痛い場合)

などの症状を示す場合はどこかが痛いサインかもしれません
もしこれらの症状がみられたら、一度診察を受けることをお勧めします。

マムシの咬傷(こうしょう)に注意

桜も咲きすごしやすい季節がやってきました。
皆さんいかがお過ごしでしょうか?
さて、今月は春の散歩での注意点についてお話します。
先日、獣医師会の症例研究発表会に参加した際、興味深い話題がありました。それは、マムシによる咬傷についてでした。マムシとは蛇の一種で毒を持ち、毎年人では咬傷事故が起きており、時には死亡することもある厄介な蛇です。
犬も咬まれることがあり、当院でも時々蛇に咬まれて来院されることがあります。
幸い犬は人間に比べ蛇毒に対する抵抗力があるため、死亡することは滅多にないと言われていますが、蛇毒は皮膚や筋肉を壊死(腐らせること)させたり出血傾向が出たりすることがあるため、咬まれた場所・範囲によっては重症化するケースもありますので注意が必要です。
犬は散歩中草むらに顔や手足を突っ込んで蛇に咬まれるケースが多いので、もし散歩の際、急に顔や手足に傷(蛇の場合咬み傷が2か所並んである)や腫れが見られた場合は病院で診察を受けるようにしてください。
暖かくなると我々が気持ちよくなり外に出たくなるのと同様、蛇たちも日光浴したくなるのでこれからの季節はこのような事故にも注意しないといけないわけですね
(獣医師 渡辺)

マイクロチップのお話

みなさん、こんにちは。獣医師の飯島です。
前回ペットの迷子についてお話しましたが、今回はその続きでマイクロチップのお話です。
マイクロチップとは数ミリ程度の細長い金属片で、注射器のようなもので犬や猫の首の後ろに埋め込むのですが、これが入っていれば保健所や動物病院に保護された際に専用の読み取り機で番号を読み取ることができ、オーナー様が速やかに判明します。そのため最近、避妊や去勢の際にマイクロチップの埋め込みを希望される方が増えてきました。マイクロチップには体への負担も無く簡単に埋め込みができますので、費用等に関してはお気軽にご相談ください。国内の自治体では、埋め込みが義務化されているところもあり、近年ペットショップではマイクロチップが入った状態で販売されている子犬も増えています。
もし、すべての犬猫にマイクロチップを入れることができれば、無責任にペットを捨てる人もなくなり、かわいそうな運命の動物を減らすことにも貢献しますね。

胃内異物と腸閉塞の前編

皆さん、こんにちは。杉山です。
新しい年が明け、皆様いかがお過ごしですか?
2月は最も寒い月ですので、健康管理には十分ご注意ください。
さて、今月のコラムは胃内異物と腸閉塞の前編です。
先月はどういうわけか、この病気(事故)が多く見受けられました。
これは食べ物でない物を誤って飲み込んでしまうことによって起こります。
小さな物であれば便に混ざって出てくるのですが、大きなものや糸のような長いものを飲み込んでしまうと、胃の出口に引っかかったり腸に流れて詰まったりして激しく嘔吐します。
特に犬は人では到底飲み込めないような大きさのものも飲み込みます。
例えばではゴルフボール、スーパーボウル、石、靴下、タオルでは針付きの裁縫糸等等。また、専用のロープやゴム、プラスチックのおもちゃを与えていてもそれを噛んで壊しながら飲み込んでしまうこともありますので、変形や破損がみられたらすぐに取り上げてください。
飼い主様がその現場をみていれば治療もスムーズに進む
のですがレントゲンに写らないものも多く、心当たりがないと言われてしまうと診断や治療も遠回りになってしまうこともありますので、身の回りになくなっているものがないか常に注意を払ってください。
また、口にくわえているものを取り上げようとして驚かせると取られまいとして飲み込んでしまうこともありますので、その時はあせらずに声をかげながらゆっくりと取り上げてください。次回は後編を掲載します。

ミル動物病院の新しい仲間の紹介

新年あけましておめでとうございます。

今年も皆様のワンちゃんネコちゃんが元気で過ごせるよう、スタッフ一同願っております。
当院は年中無休なのでスタッフはお正月には交替でお休みをとります。今年は実家に帰って少しのんびりすることができました。
今回はお正月なので病気の話もなんですから、最近新しく加わったメンバーについてお話ししようと思います。
最近当院では犬を飼い始めました。名前は「グル子」といい、生後4ヶ月のビーグルの女の子です。少し安易なネーミングですが、すっかりうちのアイドルです。毎日パワー全開で遊んでいます。
また、隔週行われているしつけ教室にも参加しています。最初はあまりの能天気さに途方にくれましたが、回を重ねるごとに少しずつお利口になっているようです。院長をはじめ、スタッフも熱心にしつけを行っています。仕事柄個人的に子犬を飼い、時間をかけて育てるということが難しいので、グル子と接するととてもいい勉強になります。ただ可愛がるだけではなく、この時期にしっかりと色んなことを学んでほしいです。今はおすわり、まて、お手の練習中です。ペットシーツにちゃんとオシッコ出来たときの誇らしげな顔が何とも可愛いです。
がんばれグル子!   

獣医師  石井

排泄物の処理ちゃんとしていますか?

先月、富士市で開催されたペットフェスタに行ってきました。
かなり盛大に行われておりアジリティ大会、ペットファッションショー、CMで有名なお父さん犬「カイ君」との写真撮影コーナーなど様々な催しものが行われていました。私も参加した獣医師の相談コーナーにも多くの飼い主さんに来ていただき、ペットに対する関心の高さを感じました。
ただ、フェスタのなかで気になったのが「排泄物の問題」でした。これは、フェスタ入口でもウンチ袋を配ったりしていましたが、それでも会場(室内)の中には排泄物が落ちていた所がありました。それらはすぐ会場のスタッフが掃除していましたが、本来は飼い主さんが責任をもって処理するべきだと思います。
犬の散歩をしていると、歩道の脇に糞が放置されていることがよくあります。こういった状況は悪臭の原因になったり、他の犬が糞に接触することで病気や寄生虫の伝播につながったりする為よくありません。病院でも見つけ次第糞の処理はしていますが、散歩コースに糞が落ちているのは決して感じのいいものではありません。
皆さんも公共の場ではお互いが気持よく利用できるように、自分の犬の排泄物の処理は責任もって行うようにしましょう。

獣医師 渡辺

うちの子が失踪してしまったとき

こんにちは。獣医師の飯島です。
『もしうちの子が失踪したら…』って考えてみた事ありますか?首輪に名前や連絡先があれば身元の確認が楽になります。また、捜索するのにペットの特徴を把握したり、万が一に備えて特徴のあるアングルで写真を撮っておくことも大切です!
万が一、ペットが失踪した場合、近所を探すのは当たり前ですが

①まず、保健所や警察(交番)に連絡する。
②次に近くの病院やペットショップなどに連絡し、必要ならば張り紙などをお願いする。
③犬の場合などは近所の公園などで聞き込みをする。
④地域の新聞社などに相談する。


こんな方法があります。これらを知っておくと、逆に動物を保護した時などにも役立ちます。それ以前にノーリードでの散歩や放し飼いは危険がたくさん潜んでいますので絶対になさらないでください。
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