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今月のコラム

子宮蓄膿症という病気

0811co.jpg 皆様こんにちは。獣医師の杉山です。
朝夕はずいぶん肌寒くなってきましたので、子犬や子猫または老齢の犬や猫の飼い主様は寒さ対策をお願いします。

さて今月は子宮の病気のお話です。
メス犬の病気で多いものの中に子宮蓄膿症という病気があります。通常の発情周期は半年毎ですが性ホルモンのバランスが崩れてくる8歳以降の発情後に発症率が上がります。
特にいつもより出血が多かったり長く続いたりしたら要注意です。開放性の子宮蓄膿症は陰部から悪露(汚れ)が出てくるので飼い主様の発見が早く比較的状態の良い場合が多いのですが、閉塞性の子宮蓄膿症は外見上発見できず高齢のために食欲が落ちたと思い込まれてしまい、来院時には病状が進行してしまっていることも少なくありません。
治療は原則的に子宮と卵巣の摘出手術です。高齢で状況が悪い中での手術ですので体力的にも大変負担がかかります。日頃の健康管理も重要ですので発情間隔を把握するために発情が来た日をカレンダーに記入しておくことをお勧めします。食欲不振・嘔吐をはじめ、水ばかり飲むという特徴的な症状が見られたら早めに受診してください。
このような病気にさせないためにも元気なうちに不妊手術を実施してあげましょう。また、頻度は少ないものの、雌猫にも発症しますので注意が必要です。

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