フィラリア予防は一度でもやめたら危険です!
皆さんこんにちは。獣医師の石井です。9月に入り、朝晩だいぶ涼しくなってきましたね。
夏が大好きな私としては、セミが鳴かなくなると少し寂しいです。
この時期になるとフィラリア予防のことが気になります。
なぜかというと、フィラリアの予防は5月から12月まで月に一度予防薬の投与をおすすめしていますが、9,10月に入り少し涼しくなってくると止めてしまう飼い主さんがいます。でもそれは危険なのです。そもそも予防薬は蚊に刺されて体内に入ってきた幼虫を月に一度駆除するというものです。
例えば7月中に感染した幼虫を8月の予防薬で駆除する、8月の幼虫は9月の予防薬で・・・という感じです。その為、9,10月でやめてしまうとその後に感染した幼虫は犬の体内でどんどん成長していきます。
そして翌年の春には心臓に到達します。いわゆるフィラリア症ですね。
ここまでくると駆除は大変困難になってきます。
せっかく9,10月まで予防したのに感染してしまった、ということにもなりかねません。
そうならない為にもフィラリア予防は最後が肝心です。
12月まで毎月しっかり予防してあげましょう。