マムシの咬傷(こうしょう)に注意
桜も咲きすごしやすい季節がやってきました。皆さんいかがお過ごしでしょうか?
さて、今月は春の散歩での注意点についてお話します。
先日、獣医師会の症例研究発表会に参加した際、興味深い話題がありました。それは、マムシによる咬傷についてでした。マムシとは蛇の一種で毒を持ち、毎年人では咬傷事故が起きており、時には死亡することもある厄介な蛇です。
犬も咬まれることがあり、当院でも時々蛇に咬まれて来院されることがあります。
幸い犬は人間に比べ蛇毒に対する抵抗力があるため、死亡することは滅多にないと言われていますが、蛇毒は皮膚や筋肉を壊死(腐らせること)させたり出血傾向が出たりすることがあるため、咬まれた場所・範囲によっては重症化するケースもありますので注意が必要です。
犬は散歩中草むらに顔や手足を突っ込んで蛇に咬まれるケースが多いので、もし散歩の際、急に顔や手足に傷(蛇の場合咬み傷が2か所並んである)や腫れが見られた場合は病院で診察を受けるようにしてください。
暖かくなると我々が気持ちよくなり外に出たくなるのと同様、蛇たちも日光浴したくなるのでこれからの季節はこのような事故にも注意しないといけないわけですね
(獣医師 渡辺)